人間を滅亡させて粋になろう
俺は「粋な生活」について日々研究をしている。
粋とは何か? 粋な人生とは? 素敵な粋かた(生き方)とは?
で、今、キーワードとなっているのが、江戸時代とマルクス。
やっぱり粋の原点は江戸時代だし、はたまた資本主義は粋とは相いれないと考えているからね。
で、最近、「人間滅亡的人生案内」を読了した。
著者の深沢七郎のことは全く知らないけど、彼の考え方は俺と近いね。
まず、
「仕事をすることは食べること以外に意味を求めてはいけないのです」
ってゆーのがいいね。
仕事に生きがいとか求めちゃいけないよね。
だって、仕事って、粋じゃないし。
さらに、
「なんとなく生まれてきたのだから、なんとなく生きていればいいのです」
そうだよね。
生きることに意味なんて求めちゃいけない。
毎日、粋にすごせりゃ、So Coolだよね。
タイトルの「人間滅亡」は
「人間滅亡というのは今まで人間たちが思い込んでいた他の動物たちよりすぐれているという考え方を滅亡させることなのです」
ってことらしい。
古い本なんで著者は死んでるっぽいけど、粋な同士だな、彼は。