粋な生活

人生は思い出を作るプロセスである ― エリック・クルーガー

黒は粋な色なのか?

「黒の文化史」から興味持ったんで19世紀後半について調べてみた。

 

19世紀後半って、産業革命後で各国の植民地争奪競争が始まったんだね。

んでもって、日本では1867年に大政奉還があって、江戸時代が終わった。

 

世界の近代化と黒への意識変化が一致するのがちょっと怖いよね。

 

さらに、明治時代以前は喪服は白であったとのこと。

まぁ、これも欧米の習慣に合わせて明治天皇の葬儀から変えたみたいだけど。

 

これらは何を意味するんだろうね?

 

少なくとも俺が憧れる粋な江戸時代が終わったってところが興味深い。

江戸時代は色彩豊かな時代だった。

 

庶民は「四十八茶百鼠」といって、茶色、鼠色、藍色を微妙に変えてさまざまな色を作った。

それが、黒に塗りつぶされていく。

 

そーすると、黒は粋な色ではないのかもしれない。