粋な生活

人生は思い出を作るプロセスである ― エリック・クルーガー

そうだ、京都に行ってみたけれど

久しぶりに出張で京都に行ってきた。

日帰りなんで、全く遊ぶ時間はなかったけれど、まぁ、せっかくなんでお土産でも買って帰ろうと京都駅を探索。
はてさて、京都みやげって何がいいだろうか?

まぁ、八ツ橋は美味いけれど修学旅行で買うものと思ってしまうし、阿闍梨餅もいいんだけど消費期限が5〜6日っていうとちょっと気がひける。

「せっかく京都に来たんだから」と妙なプレッシャーもあり、焦る。
「京都らしいもの」、「京都ならでは」、「京都でなくてならないもの」と、どんどん自分が追い込まれていく。

「京都のお土産が饅頭ってなに? 温泉饅頭の方がまだましだよね。 センスない!」

言われなき言霊が頭を巡る。
迫る新幹線の出発時刻。

結局・・・何も買えなかった。

なんだろう、この敗北感。
私は京都のブランドに負けました。