早起きして、
日経新聞をゆっくりと読む。
中鉢氏の「リーダーの本棚」が興味深い。
河合隼雄の「日本人のこころ」を紹介しているのであるが、日本人が強いリーダーを望まない精神構造を神社の社殿やほこらに関連付けている。
「中はがらんとした空間であることも多い。日本には一番大事なところをわざと空けておく文化があります。」
昔、お守りの中身が気になって、覗き込んだ記憶が蘇る。
何にもない所に崇高なものを見出す想像力こそ、日本人なのかもね。
これは全てのものを小さくできる日本人の器用さも繋がっているんじゃないかな。
小さくて見えないものにも魂を宿すみたいな。