粋な生活

人生は思い出を作るプロセスである ― エリック・クルーガー

やっぱり愛着ってあるんだよね

私は結構モノをバンバン捨てて断捨離できるほうなんだけど、なんだかんだいって、捨てたら戻らないって感覚も大切なんだなぁと思っている。

実家をリフォームした際、親にバンバン捨てるようにお願いし、バンバン捨ててもらったけど、母親がなぜか父親の靴を捨てようとしない。
父親は要介護5で寝たきりの状態なので、靴を履くことは持つできない。

そして、「いつか履けるかも」って日ももう来ない。

なのになぜ?

私は必要ないものは捨てるべきだとずっと思ってきた。
でも、モノが単なるモノでないモノってあるんだよね。
愛着であったり、思い出であったり。

それは残すことで心の支えになるんだろうね、きっと。

思い出の品は写真に撮って捨てればいいと断捨離やミニマリストの本には書いてある。
実際、私もそんな生活を目指していた。

でも、そこにあるってことが大切なのかもしれない。