粋な生活

人生は思い出を作るプロセスである ― エリック・クルーガー

人生をデザインする

起床後、ソファに座りゆっくりと日経新聞を読む。

書評欄をじっくり読むのは日曜日の楽しみだ。

 

今日のキーワードはデザインのようだ。

 

「デザインマネイジメント」で記されているように『米アップルが成功したのは機能性もさることながら、デザインの美しさに負うところが大きい』。

では、我々がセンスの良いデザインを身につけるには?

 

「クリエイティブ・マインドセット」では、『いわゆる普通の人が「デザイン思考」を身につけ、思い切って行動することでチャンスをつかむ。さらに本当の自分に気がつくことで、人生を変える転機にもなる。』と説く。

そして、それは愛につながり、「恋文」の書評につながる。

 

『本当の愛し方というのは、度が過ぎるくらい、狂おしいほど、熱狂的に、そして絶望的に愛することです』

 

愛とデザインは一見すると矛盾する。

しかし、『愛するか死ぬか、その二つのことしか目指していない情念の力を表わし得る言葉などどこにもないのです』

 

そう、逆説的に死と愛は極限的に一体化する。

では、それは何なのか?

 

その答えは、「クリエイティブ・マインドセット」にある。

『人間愛』だと。

 

『クリエイティブな行為(創造性)とは、必ずしも新しいものを生み出すことではない。自分の仕事や人生において、自分なりの何かを加えることができればよいのだ。』

 

人生なんてデザインできない。

でも、創造的に生きるためには、デザインを考えるのは大切なのかもしれない。